平成29年度　したまちTAITO産業賞受賞企業

「土手加藤材木店」 商品

　株式会社土手加藤材木店は、浅草で材木店として明治26年に創業しました。創業より国産天然無垢材の取扱いにこだわり続け、大工や工務店・建設会社に材木や住宅資材を納めてきました。現在の5代目加藤晶久氏が大学で建築を学んでいたこともあり、設計と工務店業に転身。長年の材木業で得た豊富な材木の知識を活かし、国産の材木にこだわった「木を使った家づくり」を行い、木が持つ魅力を一人でも多くの人に知ってもらえるように日々努力しています。
　この「木」を使った家づくりには、大工職人が必要となります。今後、懸念される職人不足を深刻に捉えて、大工職人の養成にも取組んでいて、大工職人を育てる事を会社の最大のスローガンとされています。

「協育歯車工業株式会社」商品

　協育歯車工業株式会社は、1958年に日本における規格標準歯車メーカーのパイオニアとして設立しました。当時一品一様であった歯車をお客様に『いつでも』『どこでも』『すぐに』使って頂けるよう独自にKG規格歯車として規格標準化（カタログ化）し在庫販売をスタートさせました。
　現在では約5,000アイテムを規格標準化し、国内だけでなくシンガポールにも拠点を置き東南アジアをはじめ海外にも販売網を広げています。
　最近ではユーザーニーズの高度化・多様化にも応えるべく、ロボット・半導体製造装置・医療機械といった先端分野向けの高精度小型歯車や小型ギヤボックスの加工技術向上に積極的に取り組んでいます。
　

「株式会社今半」商品

　浅草今半は、明治28年に牛めし屋として創業以来、牛肉ひとすじに歩み続けるすき焼店です。「国際通り本店」では、良質な黒毛和牛と秘伝の割り下を用いた名物の＜浅草今半流すき焼＞を提供し、今や浅草の味として広く親しまれています。昭和20年、三代目・高岡元一氏が顧客の声から研究開発し、商品化した「牛肉佃煮」は浅草土産として評判を呼び、時を追うごとにラインナップを拡大、今では同社の看板商品となりました。
　佃煮商品を主軸に、レトルト商品や弁当の製造販売、精肉などの事業を展開する浅草今半。企業理念である「伝統の味の継承」「豊かな食文化の創造」をモットーに、新商品の開発や新ジャンルへの挑戦を続け、浅草の味を日本全国に提供しています。

「株式会社アート商会アンドー」商品

株式会社アート商会アンドーは、前身となる明治時代に創業された株式会社アンドウより、先代安藤隆造氏が昭和42年に事業継承し創業した、和装用髪飾りを扱ってきた日本有数の老舗です。
　長い歴史で培ってきた信頼と技術により、独自の全国販売ネットワークを築き、クオリティの高い商品を提供しております。ベーシックな商品はもとより、トレンドに添ったファッション志向のアクセサリー問屋を通じて、日本全国の小売店をはじめ、中国、香港、東南アジアまで、きめ細かな企画と高品質な商品をクリエイトし提供し続けております。