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「敦煌莫高窟壁画第57窟 西壁 龕外北側(初唐)」上:前田 力 / 下:曽我 市太郎

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敦煌莫高窟壁画第57窟 西壁 龕外北側(初唐)

敦煌莫高窟壁画第57窟 西壁 龕外北側(初唐)

敦煌莫高窟壁画第57窟 西壁 龕外北側(初唐)

敦煌莫高窟壁画第57窟 西壁 龕外北側(初唐)

( 平成11年度 259.3cm × 86.5cm )

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上方に「乗象入胎」、下方に2体の菩薩像が描かれている。「乗象入胎」は、釈迦の母親である摩耶夫人が夢で六牙を持つ白象を見たことで、懐胎し釈迦を産み落としたという話である。この画面では菩薩が象に乗り、その前では飛天が散華し、後ろでは奏楽飛天が楽器を演奏し、また白象の牙の上にも天人が立って楽器を奏でている。

文化出版局刊『敦煌石窟』より


※本図は合作です。下の画像をクリックするとその部分の拡大画像と制作者の紹介が御覧になれます。