20歳(はたち)の歯科健診
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更新日:2024年9月15日
令和6年度10月より、20歳(はたち)の歯科健診が始まります!
最後に歯科健診に行ったのはいつですか。痛みがないからといってもう何年も行っていない方もいるのではないでしょうか。20歳という人生の節目に、自分自身で歯科医院を選び、自分のお口を守る第一歩として「20歳(はたち)の歯科健診」を受けましょう。
若くても歯科健診が必要な理由
歯の病気はむし歯の他にもたくさんあります。特に気をつけなければならないのが歯周病です。歯周病は最終的に歯を失う病気ですが、初期症状に気づきにくく、気づいたときには進行していることが多いのです。しかも歯周病の害は歯や口の中だけにとどまらず、全身の病気とも関わりが大きいので、要注意です!
令和5年度歯科基本健康診査より
30歳でも4人に1人は進行した歯周病です。初期症状である歯肉の出血がある人はなんと63%もいます。
この初期症状を見逃さないことが歯周病の進行を食い止めます。
早産・低体重児出産のリスクが2倍から4倍に!
妊娠中に重度の歯周病にかかっていると、歯周病菌の毒素が血中を回り子宮内で炎症を起こしたり、子宮の収縮を誘発したりすることで早産・低体重児出産のリスクが2倍から4倍になります。これから迎えるライフステージの変化に備えるためにも、歯周病予防はとても大切です。
全身の健康にも悪影響
特にかかわりが深いものは糖尿病です。糖尿病とは相互に悪影響を及ぼします。他にも心筋梗塞や動脈硬化、認知機能低下にも影響があります。
たばこを吸う人は歯周病になりやすい!
1日10本以上吸う人は、吸わない人に比べ5.4倍歯周病になりやすいといわれています。たばこの煙や成分は、口の中に入ると粘膜や歯ぐきから吸収されます。吸収されたたばこの有害物質が歯ぐきの血流量を減少させると、血液循環が悪くなり歯周病菌が増殖しやすくなります。歯周病菌は歯ぐきの中で毒素を出し、歯を支える骨をとかします。歯周病の初期症状として歯肉からの出血がありますが、たばこは血管収縮による血行不良を引き起こすことから、歯ぐきからの出血や腫れなどの症状が現れにくいことも特徴です。
令和6年度 20歳(はたち)の歯科健診を受けよう!
対象 | 受診期間 |
令和7年3月31日時点の年齢が20歳 | 令和6年10月1日から令和7年3月31日まで |
費用
無料
ただし治療や歯石取り等、健診内容以外の処置を受けた場合、その費用は受診者の負担となります
内容
問診・口腔内診査・保健指導・前歯のクリーニング【20歳限定】
- 受診した方には、後日台東区よりプレゼントをお送りします!
受診方法
対象の方には案内はがきを送付します。
はがきが届いたら以下の3ステップで受診しましょう!
- STEP1 対象の歯科医療機関をチェック(下記の歯科医療機関一覧から選択。※一覧以外の歯科医療機関では受診できません)
- STEP2 予約 (歯科医療機関へ直接電話等で申込み)
- STEP3 歯科健診、前歯クリーニング受診 ※案内はがきを忘れずにお持ちください
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お問い合わせ
台東保健所 保健サービス課母子成人保健担当
電話:03-3847-9449
ファクス:03-3847-9467