旧柏湯所蔵資料
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更新日:2010年11月4日
松田里う
平成9年度登載
旧柏湯所蔵資料は、幕末から明治・大正・昭和における銭湯(古い言葉では
湯屋鑑札は、ケヤキの板(高さ64センチメートル)に十番組湯屋とあり、その下に、
文化 十組定 庚午
と刻まれるものです。文化庚午は文化7年(1810)に当たります。それまでは、江戸における湯屋仲間(組合)は未公認でしたが、仲間内の湯銭(入浴料)の価格決定などで不都合が生じるため、この年の5月初めて幕府に認められました。本資料はこのときに作られた鑑札で、所蔵者の柏湯で大切に保管されていました。
柏湯の創業は、天明7年(1787)といわれており、都内でも歴史が長い銭湯です。柏湯を代々営んできた松田家6代目の
貼交帖の中の古文書(東京教育博物館が湯屋に植木の払い下げを許可する手紙、明治期)
湯屋鑑札
貼交帖(表紙)
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