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山東京伝机塚の碑

ページID:148408232

更新日:2010年11月4日

浅草寺
平成元年度登載

山東京伝は、多数の洒落本・滑稽本を著した江戸時代の代表的な戯作者であり、また、北尾政演の画号をもつ浮世絵師としても著名な人物でした。晩年は故事古物の考証にも精力をかたむけ、文化13年(1816)9月56才で没しました。

 山東京伝机塚の碑は高さ143センチメートル、本小松石(神奈川県真鶴産)で造られた石碑です。京伝の没後、弟の京山が造立したもので、表面には京伝が生前に著した愛用の机についての小文を刻み、裏面には京伝の友人であり、当時を代表する文化人でもあった大田南畝の撰による京伝の略伝を銘記しています。

 本碑は、彼の経歴や人間性を知ることのできる第一級の資料であり、江戸文化史上でも貴重な遺品のひとつです。

山東京伝机塚の碑
山東京伝机塚の碑

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生涯学習課文化財担当(生涯学習センター)

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