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流行性耳下腺炎(おたふくかぜ・ムンプス)

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更新日:2025年10月16日

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ・ムンプス)とは

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ・ムンプス)は、ムンプスウイルスが原因の感染症です。「おたふくかぜ」として知られています。
流行性耳下腺炎は、3~6歳を中心とする小児を中心に流行しています。
成人が感染することもあり、感染する症状が重くなる傾向があります。
1年を通してみられる感染症です。

感染経路

感染経路は、飛沫感染接触感染です。咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込んだり、ウイルスがついた手で口や鼻などに触れたりすることで感染します。
感染力がかなり強い感染症です。

主な症状

潜伏期間は平均16~18日間程度です。
発症すると、発熱や両側または片側の耳の下の腫れ、痛みなどがみられます。2~3日以内に両側とも腫れがみられ、顎の下にも広がることがあります。その後、通常1~2週間で軽快します。
感染しても症状が出ないこともあります。無症状や発症前でも感染性があるため注意しましょう。
また、500~1000例に1例程度、難聴を合併することがあり、永続的な障害となるので注意が必要です。

治療

特別な治療法はなく、症状に応じた治療が中心です。

予防方法

有効な予防方法は予防接種です。(任意接種)
また、マスクの着用や液体せっけんを使用し流水で30秒以上かけて手洗いを行うほか、日常的に手指の消毒(70~80%程度のアルコール消毒)を行うなど、一般的な感染症対策を続けていくことが重要です。

りゅうこうせいじかせんえん(おたふくかぜ)のわくちん接種についてはこちらをご覧ください。

出席停止期間

学校保健安全法では、「耳下腺、顎下腺または舌下腺の腫脹が発現した後5日経過し、かつ全身状態が良好になるまで出席停止」とされています。

お問い合わせ

台東保健所 保健予防課感染症対策担当

電話:03-3847-9476

ファクス:03-3847-9424

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