一葉記念館　企画展「たけくらべ」入門　開催のお知らせ

　樋口一葉の代表作「たけくらべ」は、発表から120余年を経た現在も読み継がれる不朽の名作です。舞台は台東区竜泉、当初『文学界』に断続的に連載された作品でしたが、当時の一流文芸雑誌『文芸倶楽部』に一括掲載されると、文壇の大御所であった森鷗外や幸田露伴が大絶賛。一葉は一躍有名女流作家となりました。以後、多くの作家や画家に愛された一葉と「たけくらべ」は、全集や文庫本など様ざまな書籍として繰り返し出版されてきました。
　　
　当館が昭和36年（1961）に開館してから60年となる本年の企画展では、この名作はどのように生まれ、読み継がれてきたのか、絵画、映画、児童書、漫画など作品の広がりとともにご紹介します。

令和3年10月23日（土曜日）～12月19日（日曜日）

午前9時00分～午後4時30分（入館は4時まで）

毎週月曜日（祝日と重なる場合は翌平日）

• 一般300円
• 小・中・高校生100円

※樋口一葉の命日11月23日（火・祝日）は入館無料
※障害者手帳または特定疾患医療受給者証をご提示の方とその介助者は無料