上野忍岡遺跡群上野桜木一丁目10番地点出土資料
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更新日:2015年2月27日
台東区教育委員会
平成25年3月登載
本資料一括は、旧石器~中世期頃は集落関係、江戸初期は日蓮宗寺院関係と思われる資料、それ以降は寛永寺子院関係の資料であり、平成12年4月~7月に台東区文化財調査会が実施した発掘調査の出土品です。
出土遺物は、旧石器時代ではナイフ型石器等の製品及び
旧石器時代資料は遺存状態が極めて良好です。その他にも、近世を主として保存状態の良好な資料が多くあります。
本資料一括は旧石器時代から近代にわたり、内容的にも多様です。特に旧石器時代資料は台東区内では希少であり、遺存状態も良好で貴重です。更に、近世資料は大半が寛永寺関係であり、特注品とも思われる皿など質・量とも豊富で重要です。その他においても、古代の貝塚関係資料としては、類例が少なく注目されるものであり、また調査地との関係も想定される近代の迷子札は歴史的にも興味深い資料です。
出土遺物(右下3点は旧石器時代。他は近世。最上段中央は銅製鏝(こて))
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