池之端七軒町遺跡(慶安寺跡)調査出土の埋葬関係資料一括
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更新日:2010年12月1日
台東区教育委員会
平成11年度登載
平成6年から翌年にかけて、江戸前期に創建し大正時代に杉並区に移転した慶安寺の跡を発掘しました。本資料はこの時の慶安寺旧墓所からの出土遺物です。
調査地は、池之端二丁目の警視庁敷地内であり、不忍池の西側に面した低地に立地しています。そのため通常は腐る木材や木製品が良好に保存されていました。墓跡のほぼ全体が調査され、他に本堂、庫裏等の基礎や井戸跡と
本調査地から出土した埋葬関係資料は、江戸時代の墓所の形成、形態の全体像を知る上で貴重な文化財です。
副葬品(将棋駒セット、六道銭、数珠等)
副葬品(楽茶碗、茶筅、茶匙、蓋置の茶道具一組)
甕棺(前という墨書は埋葬方向を示す)
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