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木造阿弥陀如来坐像(光明寺)

ページID:984088562

更新日:2018年3月25日

光明寺
平成27年3月登載

 光明寺は、摂取山遍照院と号する浄土宗寺院で、慶長6年(1601)の起立と伝えます(『蓮門れんもん精舎しょうじゃ旧詞きゅうし』)。開山の学蓮社善誉万応(寛永12年[1635]寂)は、もと駿府(静岡県静岡市)の遍照山新光明寺の第八世でしたが、のちに江戸田所町(中央区)に当寺を創建し、まもなく当地へ移転したようです。大正15年(1926)には西光寺と合寺して、寺号を現在の光明寺としました。
 本阿弥陀如来坐像は、像高が22.9センチメートル、髪際高はっさいこうは20.3センチメートルあります。肉付きのない扁平な胸、彫りが浅く並行して流れる衣文えもん等に、平等院鳳凰堂(京都府宇治市)の本尊、木造阿弥陀如来坐像に代表される、定朝じょうちょうようの影響を受けた正統的な作風がみられます。しかし、面相は丸みを失っていることや、衣文が形式化していることなどから、平安時代後期(12世紀)頃の制作と思われます。
 なお、現在は本像とともに、以下の極書が伝えられています。
「  中島紋治氏蔵
 一、木彫阿弥陀如来座像高サ七寸一分
   右ハ恵心流ニシテ最モ優秀ノ製作ナリ。
   時代ハ藤原初期ト認ム。稀ノ尊像ナレハ
   大切ニ御保存可被成候也。
    昭和三年三月吉日
     従三位高村光雲誌(印)(印)」
 これによって、本像が、もともと当寺檀家の中島家の所有に係る像で、昭和初年に高村光雲によって鑑定されたことが知られます。
 本像は、区内に現存する定朝様式の阿弥陀如来像のひとつとして貴重です。


木造阿弥陀如来坐像(光明寺)

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生涯学習課文化財担当(生涯学習センター)

電話:03-5246-5828

ファクス:03-5246-5814

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