木造阿弥陀如来坐像(光明寺)
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更新日:2018年3月25日
光明寺
平成27年3月登載
光明寺は、摂取山遍照院と号する浄土宗寺院で、慶長6年(1601)の起立と伝えます(『
本阿弥陀如来坐像は、像高が22.9センチメートル、
なお、現在は本像とともに、以下の極書が伝えられています。
「 中島紋治氏蔵
一、木彫阿弥陀如来座像高サ七寸一分
右ハ恵心流ニシテ最モ優秀ノ製作ナリ。
時代ハ藤原初期ト認ム。稀ノ尊像ナレハ
大切ニ御保存可被成候也。
昭和三年三月吉日
従三位高村光雲誌(印)(印)」
これによって、本像が、もともと当寺檀家の中島家の所有に係る像で、昭和初年に高村光雲によって鑑定されたことが知られます。
本像は、区内に現存する定朝様式の阿弥陀如来像のひとつとして貴重です。
木造阿弥陀如来坐像(光明寺)
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